日本女子大学家政学部被服学科 服飾美学研究室(内村研) ゼミ紹介


Introduction

服飾美学研究室では、特に西洋の服飾文化を中心に、歴史的観点から研究を行います。

服飾の表現には、私たち人間の美意識や思想をはじめ、それぞれの時代の社会のあり方などが反映されています。

それらを、様々な文献資料(新聞・雑誌や作法書や文学作品など)と図像史料(絵画やファッションプレート)などを駆使して読み解いていきます。

 西洋の華やかな服飾の世界を存分に堪能できる研究室です。

※画像クリックで拡大します


Thesis

卒業論文は、西洋服飾文化史、服飾美学の範囲から、各自で関心のあるテーマを選びます。

同時代の文献資料(英語・フランス語文献を含む)と図像資料を自ら探索して調査をし、自分なりの着眼点を大切にして研究します。

過去の卒業論文・修士論文題目一覧はこちら>>


Program

3年生

 前期は西洋服飾史関係の論文あるいは研究書講読を行います。毎回2~3テーマずつ発表し、全員で討論をします。発表者以外も毎回要旨の提出があります。後期は西洋服飾史に関する欧文文献の講読を行います。後期の後半は卒論に向けた準備調査をはじめます。

 ゼミのなかで、あるいは発表の準備をしながら、論文、文献資料、図像資料の検索・調査方法を学んでいきます。

4年生

 3年次のゼミで学んだことを踏まえながら、まずは卒論のテーマ決めを行います。前期は毎週のゼミの時間までに自分が収集した資料の内容・要旨をまとめ、明らかになったことや自分の卒論にどのように活かせるのかを各自発表します。6月頃から文章を書き始め、夏期休暇明けに第一次提出です。後期には毎週ゼミの集まりはなく、各々で卒論を仕上げていきます。年が明けて1月末に完成した卒論の提出をします。